
今日も朝から、実家のほうに帰って農園管理の副業をしてきました。
農園管理のバイトをしているとよく聞くのが、昔はこの辺でもまつたけがたくさん取れていたのに。ということ。
まつたけが取れなくなったのは、やっぱり昔ほど山に入ってしっかりと世話をするひとがいなくなったということかな。
山の世話って、結構重要ですよ。
山のそばにも田んぼがあったりするんやけど、その田んぼにしっかり日の光が届くようにするためにも、山の木を切って伸びすぎないようにする必要がある。
そして、最近多いのがイノシシの被害。
イノシシが田んぼや畑に出てきて、荒らしまわるんですよ。
イノシシが土を掘り返して、足跡も付けまわるしたいへんなんですよ。
これについても、やはり山の世話ができていないのが要因になっているんでしょうね。
山の世話ができていないと、森が深くなってくるので日の光が届きにくくなる。
そうすると、木の実をつける木とかの発育が遅くなり、イノシシの餌が少なくなる。
そして、森が深くなってくると、今までまるみえで出てこれなかったようなところまで出てくることができるようになる。
そうやって、畑があらされるようになっちゃうんですよね。
この流れで、昔は取れていた「まつたけ」もとれなくなったんでしょう。
まつたけ林って、ちゃんと手入れもされていて光も届くようにしてあるし松もいい感じの間隔で植えてありますからね。
しかし、現状は65歳以上の人たち、しかも少人数しか山の世話も田んぼの世話もできないので現状維持以上のことはできないですね。
私も手伝ってますけど、村の人総動員ででもやらないと、山の世話なんでできないでしょうね。
この先、人が少なくなっていくと、さらに使えない田んぼ・畑がふえてしまうでしょう。
まあ、これは時代の流れかもしれませんね。。。。